トルコ旅行2日目の10月10日。この日も移動、観光の繰り返しです。
2日目の日程は、
「エフェソス遺跡」と
「石灰棚」観光です。
早朝のエーゲ海を堪能した後、エフェソスを目指してバスで移動です。
イスタンブール到着後地中海側

を周っているだけあって暑い

です。
半袖で十分どころか汗だくです。
それもそのはず、最高に天気が良く

日中の気温は
25℃くらいをさしてました。

エフェス遺跡はエーゲ海最大規模の古代ローマ遺跡です。
まるでギリシアにいるかのような気分になります。
ガイドブックにのっている地図の通りに案内することにしてみます。
(単に私のため。わからなくなるんですね・・・・)

南側の入り口から入りましたのでそこから順に。
◎ヴァリウスの浴場
連続するアーチのある建物。
2世紀に造られたもの。床下暖房というローマ風呂の形をしている。

◎オデオン(音楽堂)
収容人数1400人。劇場のような建物に屋根がついていたらしい。
(いきなりこれが大劇場!!!と勘違い。声に出さなくて良かった・・・)

◎市公会堂
上のほうに聖火が灯されていた。
◎メミウスの碑
メミウス:ポントゥスからエフェソスを奪還したローマの独裁官スッラの孫。
碑にはスッラを称賛する言葉が記されている。

◎ヘラクレスの門
クレテス通りにある。ライオンの毛皮をまとったヘラクレスの彫刻を施した左右対称の門。
(なんでここに人がいっぱいいるかわからなかった。あとで写真で見てヘラクレスの門だったことが判明。 そして納得。どおりでみんな振り返っているし、逆行なのにやたら写真撮ってるはずだよ・・・)


◎クレテス通り
ヘラクレスの門からケルスス図書館までの通り。
途中の丘の上の住宅付近でモザイク画の歩道?がある。このモザイク画細かくてとても素敵でした。

◎女神ニケ
勝利の女神ニケのレリーフ。あの有名な
NIKE の名前はこの女神ニケからきているらしい。
女神ニケのレリーフはヘラクレスの門のアーチとして飾られていたみたい。
普通に下におかれてました。

◎トラヤヌスの泉
102~104年に建立されトラヤヌス帝に献上された泉。正面にため池がありトラヤヌス帝の像の足元から水が流れていた。
◎スコラスティカの浴場
1世紀に建てられた公衆浴場。4世紀の地震で壊れたが、スコラスティカという女性が3階建てのビザンツ浴場に再建。脱衣場になっていたホールに頭部を失ったスコラスティカの座像がある。
◎ハドリアヌス神殿
2世紀のローマ皇帝ハドリアヌスに捧げされた神殿。手前のアーチに女神ティケ。奥には両手を広げたメドゥーサがある。左右にエフェソスの起源伝説が描かれている。

◎公衆トイレ
下に水が流れていて水洗トイレだった

◎セルスス図書館
ケルスス:ローマ帝国アジア州執政官。息子がセルススの墓の上に記念に築いたもの。
1970年代に修復。正面の女神像はそれぞれ知恵、運命、学問、美徳を象徴している。
オリジナルはウィーン博物館にある。柱は下部はコンポジット式(コリント式+イオニア式)の柱頭。上部はコリント式の柱頭になった大理石の柱。12000巻の書物が所蔵されていた。




◎大劇場
ピオン山に沿って造られた大劇場。
ヘレニズム時代に造られたが、ローマ時代に拡張され24,000人を収容できる大劇場に。
客席は直径154m。高さ38mの半円形。

◎アルカディアン通り
港から大劇場を結んだ大理石の道路。幅11m長さ500m。道路沿いに商店が並び街頭もついていた。